撥水塗装の世界|身近な製品から最新技術まで
私たちの生活に欠かせない撥水塗装。水を弾き、汚れを防ぐその技術は、自動車や建築物からキッチン用品まで、幅広い製品に使われています。今回は、技研グループで行っている撥水塗装の種類や仕組み、そして塗装工程での注意点についてご紹介します。
1 撥水塗装の種類と特徴
撥水塗装には、主に次の3種類があります。
フッ素系撥水塗装: 非常に高い撥水性と耐久性を誇り、自動車や建築物の外装、厨房用品などに幅広く利用されています。
シリコーン系撥水塗装:フッ素系よりもお手頃な価格で、製菓製パン型や厨房用品などに使用されています。撥水性や耐久性は塗料によって異なります。
その他 シリコーン・フッ素の混合品:両者の良いとこ取りをした塗料で、バランスの取れた性能と価格が魅力です。上記に挙げた業界と同様、様々な分野に使用されています。
撥水塗装は、水を弾くだけでなく、滑りやすさや汚れにくさといった嬉しい効果も併せ持っています。
2 撥水塗装の仕組み
撥水塗装は、塗料に含まれるフッ素やシリコーンといった成分が、分子レベルで低い表面エネルギーを作り出すことで水を弾きます。
3 撥水塗装の方法
撥水塗装には、スプレー塗装、浸漬塗装、拭き上げ塗装といった方法があります。それぞれに適した塗料や製品があり、専門的な技術と知識が必要です。
また、塗料の種類によっては保管方法に注意が必要で、冷蔵保存や窒素充填が必要な場合もあります。
技研グループでは塗装加工に関して、お客様の使用環境や用途をお伺いし、様々なご提案させていただいております。ご要望に応じた塗料の選定や、塗装工法のご提案などを積極的に行っています。
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新拠点稼働のお知らせ
技研グループの新拠点が2024年8月に本格稼働する予定です。近日、詳しくお知らせして参りますので、よろしくお願い致します。