遮熱塗装「省エネ効果に期待！」

梅雨も明け、暑い日が続いています。記録的な猛暑が全国各地で記録される今年の夏ですが、塗装作業現場の環境もかなり厳しく、作業者も大変苦戦しています。

今年は、塗装作業担当者に、最近注目の空調服を支給しました。暑さが緩和されるので、みんな喜んでくれています^^

さて、塗料での熱対策といえば、遮熱塗料 や 放熱塗料 があります。
今回は遮熱塗装についてご案内したいと思います。

 

［遮熱塗装とは］
遮熱顔料を含んだ塗料を塗装することで赤外線を反射し、熱の吸収を抑えることが出来る塗装です。日射による表面温度の上昇を防止することを目的とし、建築物や、屋外設備 などの内部の温度を抑制するために様々な場所で利用されています。性能は条件によりますが、表面温度を10℃以上下げることも可能になります。

1番のメリットとして、 建物の屋根や外壁へ塗装した場合のエアコンの冷房効率が上がることで、省エネ効果が期待できます。屋根や外壁以外でも、屋外に設置されている電源供給機器など、精密機器本体の温度上昇を抑え、機器の信頼性を向上させることが可能になります。

遮熱の仕組みとしては、近赤外線を反射する顔料、遠赤外線を吸収する顔料など、様々なタイプが発売されています。弊社でも、上記の塗装を取り扱っており、使用される温度や環境ご要望により、様々な塗装をご提案させていただいております。興味ある方は、ぜひお問い合わせください。

 

技研グループでは金属塗装、プラスチック塗装はもちろん、お客様のご要望に応じた塗料の選定や、ご提案を行っています。塗装や塗料に関する情報、塗装でこんな機能性の塗装が欲しいなど、ご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。

 

次回は、放熱塗装 についてご案内します。