ゴムやエラストマーへの塗装加工

皆さんこんにちは。株式会社技研の宮本です。いつもお読みいただきありがとうございます。こちらでは、塗装技術に関する情報や、技研グループでの取り組みなどを紹介しております。最後までお読みいただけるとうれしいです。

さて、早いもので12月も終盤になり、2022年最後の配信になります。
今回ご紹介するのは、一定の頻度でお問い合わせのある「ゴムやエラストマーへの塗装加工」についてです。

ウレタンホースへ金属調塗装

市販されているウレタンゴムのエアーホースにメッキ調の塗装

 

ゴムやエラストマーへの塗装加工は可能?

まず始めに、ゴムやエラストマーへの塗装加工が可能かどうかについて。正解は「種類により可・不可がある」です。

ゴムやエラストマーのように、伸びたり縮んだりする素材への塗装は難しく、出来ないと思う方もたくさんいらっしゃると思います。でも実は、素材に対しての塗料選定と工程を検討することで、塗装が可能になります。

塗装の目的も、付与する性能も様々ですが、塗装が可能な素材と難しい素材を簡単にご紹介すると以下になります。

天然ゴム 〇
ニトリルゴム 〇
スチレンゴム 〇
ウレタンゴム 〇
シリコンゴム △
ポリエチレン △

注:上記はほんの一例です。場合により塗装が出来ない場合もございます。ご了承ください。

 

さらには、色を付けるだけではなく、塗装をすることで機能性を付与することも可能になります。

ゴムの他にも塗装が付きにくいと思われている材質でも、塗装が可能な場合もございます。一度お問い合わせ下さい。

塩ビシートに塗装
塩ビシートに塗装

Gショックへ塗装

表面のキズが目立ってきたのでブルーメタリック塗装+艶消しの潤滑塗装を行いました。塗装後2年以上経過しています。

 

技研グループでは使用環境や用途をお伺いし、様々なご提案させていただいております。お客様のご要望に応じた塗料の選定や、塗装工法のご提案などを積極的に行っています。

「塗装や塗料に関するこういう情報が欲しい」
「こんな機能性を持った塗装をして欲しい」

などのご要望がございましたら、お気軽にご相談ください!

 

本年もいろいろとお世話になり、ありがとうございました。
今後も、塗装についての役立つ情報をお届けしたいと思いますので、来年も宜しくお願い致します。
それでは、良いお年をお迎えください。

 

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