高機能塗料展へ行ってきました!

高機能塗装店

12月4日から6日まで、幕張メッセで開催された『高機能塗料展』へ行ってきました!

●概要
『高機能塗料展』は、エレクトロニクス、建築をはじめとした様々な分野で必要不可欠な「塗料・コーティング技術」に特化した総合展です。「高機能」とは、今あるものをより良いものに改良していく技術全般を意味し、工業用、建築用に限らず、塗料・塗装・コーティングに関するすべてを指します。来場者数は3日間で5万4千人。来場したのは2日目の12月5日でしたが、会場ごった返しの大変な盛り上がりでした^^

 

●会場で気になったものを3つ紹介します

・超低グロス塗料
無反射性能と塗膜性能を両立させた塗料で、艶消し塗装の弱点とされる耐傷付き性能を付与し、見た目と性能の両立させた、今までありそうでなかった塗料です。ふつうは艶消し塗膜は、傷に弱いです。

・和紙塗料
塗料中に繊維を分散させた塗料で、塗りあがった塗膜は和紙のように見えます。和紙調の外観が得られるので、インテリアや壁材など様々なところで使用できそうです。

・発熱性微粒子 ← 一番気になったのはこれです^o^
マイクロ波を照射することで、発熱する微粒子。例えば塗料化すると、塗膜にマイクロ波を充てると塗膜が反応し数秒で100度以上になるそうです、塗膜の効果促進や、特性を生かした製品などいろんなアイディアが生まれそうです。

そのほか、メッキ調塗装、ハードコート塗装、などさまざまなきのうを付与した塗料や添加剤が展示されており、業界の流行や市場のニーズなどを感じることができました。また来年楽しみです。

 

ちなみに2020年1月に技研グループ(技研プロセス有限会社、株式会社技研)は『表面技術要素展』に出展予定です。こちらは別途ご案内しますのでお楽しみに!

高機能塗装展

高機能塗装展公式ページより)

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