くっつかない塗装|非粘着性能のシリコーン塗装・フッ素塗装のご紹介
みなさま新年明けましておめでとうございます。新年も明け、まだまだコロナ禍が心配されていおりますが、感染対策を行いながら新しい2022年を精一杯頑張っていこうと思います! 本年も皆さまどうぞ宜しくお願いします。
さて、今回はシリコーン塗装・フッ素塗装の代表特性の一つ、非粘着性についてご紹介していきたいと思います。非粘着性・・いわゆる「くっつかない塗装」です。
上記は和菓子の製造工場で使用されている餅用のアルミ番重にシリコーン塗装を施した例です。そのほか、パン・菓子などの型へ塗装することで離型性能を大幅に上げることができます。
工業製品でも樹脂の溶着用のジグや、はんだごての小手先など、様々なところで非粘着性は必要とされています。そのほか、塗装をすることで、潤滑性や撥水性、耐熱性などを同時に付与することも可能です。
塗装により撥水性を持たすことも可能です
シリコーン塗装とフッ素塗装の特徴や違いについて
シリコーン、フッ素共に、耐熱性・撥水性・非粘着性・潤滑性・耐薬品性に優れるなど共通の特徴があり、それぞれ長所や短所があり、使用用途や条件により使い分けされています。
(シリーン塗装) シリコーン樹脂をコーティングしたもので、シリコーン樹脂のタイプはストレートシリコーンや変性シリコーンなど様々あります。
(フッ素塗装) フッ素樹脂をコーティングした加工で、樹脂の種類もPFA・PTFE・FEPなど様々あり、溶剤タイプや水性タイプ、粉体タイプなどもあります。
塗料により加工方法や条件が異なりますが、必要応じて適正な作業工程で塗装を施していきます。
技研グループでは使用環境や用途をお伺いし、様々なご提案させていただいております。
お客様のご要望に応じた塗料の選定や、塗装工法のご提案などを積極的に行っています。「塗装や塗料に関するこういう情報が欲しい」「塗装でこんな機能性の塗装をして欲しい」などのご要望がございましたら、お気軽にご相談ください!